また、玄田先生でありますけれども、いろいろお話ありました個別的、持続的、包括的という三つのキーワード、そして、やはり私が非常に印象に残りましたのは、この若年無業の問題というのは、若者の個人的な意識の問題とかぜいたく病ではないということ、社会のシステムや経済構造、そしてある種の貧困問題なんだということで、早くからこの問題について取り組んでこられたことに大変敬意を表したいと思いますし、大いに共感させていただいたところであります
菊田真紀子
玄田参考人は、かつては、ぜいたく病と言われて、富裕な子供たちが親の庇護のもとで生活していくことの安心、安全でこういうニートができたけれども、今は、そうではなくて、貧困問題だというふうに言っていらっしゃいました。私は、どこかでこの世代間連鎖というものを断ち切らなければならないと思います。
池坊保子
これははっきり言ってぜいたく病なんですね、糖尿病というのは。言い方はちょっと失礼かもわかりませんけれども。体を動かさない、エネルギーを体にどんどんためる、それを排出しないからどんどんそういうふうになってくる。
その辺のところで、やはり子供たちが、これから少子化で、日本を支えてくれるのは若者たちです、今の子供たちです。
三沢淳
だからよその国に比べて自分は借金が少いからといつてどんどん借金をすると、そこにぜいたく病が起きますので、よほど注意しなければなりません。
池田勇人